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サッカー留学生が海外渡航前に準備したいこと!ベスト3


目次[非表示]

  1. 1.はじめに
  2. 2.持ち物編
    1. 2.1.海外だからこそ必要なアイテム
    2. 2.2.あると役に立つグッズ
  3. 3.語学編
    1. 3.1.スペイン語にもレベルがある
    2. 3.2.スペイン語だけじゃない!英語も抑えよう
  4. 4.明確な目標設定
    1. 4.1.SMART法
  5. 5.最後に
    1. 5.1.関連記事


はじめに

サッカー留学を検討しているけれど、渡航前にどのような準備をしておくべきかわからない!
普段、国内合宿に行くときの荷物と何が違うの?

海外に来る直前に、もしくは来てから「もってくればよかった!」「やっておけばよかった!」という後悔を減らすため、今回は、

・何を持っていくべきか
・スペイン語はどのくらい勉強しておくべきか
・他にやっておくべきことはどのようなことか

の3点をご説明します。

持ち物編

海外だからこそ必要なアイテム

1.現地に適応するプラグ


コンセントの形は国によってさまざまです。
そのため、自分が行く国のコンセントに合うプラグが必要になります。

※コンセントは壁についている部分。プラグが壁に指している部分。

また国によっては使用できる電圧も異なります。
電圧が異なる場合は、電圧を変更する機械も必要になります。異なる電圧を使用すると火事になってしまう恐れもあるので、必ずその国の電圧にあったものを使いましょう。

スペインの場合は日本と電圧は同じです。
しかしコンセントが日本がAタイプに対し、スペインはCタイプを使用します。
そのため日本で使用しているプラグは使用できません。

ほとんどのプラグは空港や100円ショップ、電化製品のお店で購入できます。
自分が向かう国がどの様なコンセント、プラグ、電圧を使用するかチェックしましょう。

2.現地のお金とクレジットカード、キャッシュパスポート

自分の向かう国でどのような貨幣が使用されているかを確認しましょう。
ヨーロッパの中でも、ユーロ以外を使う国もあります。

さらにクレジットカード/デビットカードを持参することをオススメします。
ヨーロッパやアメリカでは、カード文化が日本以上に浸透しています。
そのため、ほとんどのお店やレストランでカードを使用できます。

しかし、お店によってはカード支払い機器が故障しているため、使用できない場合もあるので現金も持っておきましょう。
またできる限り5ユーロ、10ユーロ、20ユーロ札に両替しましょう。お店によっては、50ユーロ札だと「おつりが足りない」と受け付けてもらえない場合もあります。

クレジットカードを持つのが不安な場合は、キャッシュパスポートやデビットカードがオススメです。
キャッシュパスポートとは、海外版プリペイドカードのようなものです。
そのため日本から必要金額を指定し、指定された金額のみATMで下ろしたり、お店で使用することが出来ます。
また足りなくなった場合日本の銀行から追加で振り込むことも出来ます。

おすすめはこちら!https://www.jpcashpassport.jp/​​​​​​​

3.SIM解除可能なスマートフォン/持ち歩きWIFI

海外では、日本で使用しているスマートフォンをそのまま使用することは出来ません。
もしくは使用した場合、莫大な請求が来てしまう可能性があります。

しかし、日本でも連絡手段として必要不可欠なスマートフォンを未知な国で使用できないのは、危険です。
そのため、必ず現地到着後に連絡が取れるよう準備しましょう。

現地でも自分のスマートフォンをそのまま利用する方法は主に2種類あります。

一つは、持ち歩きWIFIのレンタルです。
インターネットで予約をし、自宅への宅配・空港ピックアップも可能です。
短期の留学の場合は、持ち歩きWIFIがオススメです。


二つ目は、現地SIMカードの購入です。
こちらは、「プリペイドSIM」というものです。

まず、今手元にあるスマートフォンがSIM解除が可能か携帯会社に問い合わせましょう。
機種や契約内容によっては、SIM解除ができない場合があります。

SIMが解除できる場合は、渡航前にSIM解除をしましょう。自分の携帯会社に問い合わせるか、会社のHPからSIM解除が可能です。
日本のスマートフォンは、SIMロックといって他のSIMに変更できないようになっています。

そのため予め、SIM解除をしておきましょう。

※SIMカードのの買い方
スペインではプリペイドSIMカードが主流です。
現地の携帯会社へパスポートを持っていくと、15-20分で手続きを行ってくれます。
GB数にもよりますが、基本的には10-15ユーロで一ヶ月分のSIMを購入できます。
基本的には、VODAFONE、ORANGE、MOVISTARといった会社が主流です。

一度SIMカードを購入できたら、翌月以降はスーパーマーケットやキオスクでリチャージができます。また、6-7ヶ月経過したら、新しくSIMカードを購入することをおすすめします。
(一つのSIMカードの寿命は、6-7ヶ月です。)

あると役に立つグッズ

辞書/電子辞書

電子辞書は、日本特有のデジタル機器です。
語学学校などでは、他の国の生徒はスマートフォンで言葉の意味を調べます。
そのため、必ずしも紙の辞書や電子辞書を持っていく必要はありません。
しかし、より細かく文法や単語の意味を理解するためにはおすすめです。

・お箸

スペインの一般的スーパーマーケットでは、あまり目にすることがありませんが、留学中に日本食を自炊するとなるとお箸を使用したくなります。
​​​​​​​またホームステイの場合、文化を紹介するネタの一つにもなります。

その他は基本的に、国内旅行をする際に持っていくアイテムと同じです。
さらに、スペインのスーパーマーケットは品そろえが豊富です。
忘れ物をしたとしてもほとんどの物を現地でそろえられます。
​​​​​​​これは?というものが、もしありましたらお気軽にお問い合わせください!


語学編

スペイン語にもレベルがある

スペイン語は、A1~C2という形で6段階にレベル分けされています。
Aレベルが一番初歩的で、徐々にネイティブレベルへと近づいていきます。


レベル内容
A1
日常の簡単なコミュニケーションが理解できる
A2
日常の簡単なコミュニケーションが取れる
B1

日常のさまざまな状況に対応できる

B2
ネイティブスピーカーと自然に会話ができる
C1

複雑なテーマの文章を理解し、適切な対応ができる

C2

読み聞いた全ての内容を理解し、明確にコミュニケーションが取れる

渡航前に、A1を勉強していくと語学学校の最初が理解できるので心に余裕を持てます。

またサッカー留学の方はスペインで使用される最低限のスペイン語サッカー用語を身に着けておくと便利です。


【サカスペ辞書】サッカーポジション名のスペイン語まとめ
【サカスペ辞書】日本語にはないスペイン語サッカー専門用語
【サカスペ辞書】サッカー技術・アクションのスペイン語まとめ

スペイン語だけじゃない!英語も抑えよう

スペイン語はもちろんですが、英語も勉強しておくことをおすすめします。
スペインの母国語はもちろんスペイン語ですが、世界の共通語は英語です。
バルセロナの中心地では、スペイン語が通じないとわかると、英語でコミュニケーションを求められることが多くあります。
また、語学学校でも最初は英語でスペイン語を教ええる学校がほとんどです。

どちらに重点を置くべきかは、あなた自身のスペイン語・英語の語学力によります。
渡航前に高校英語までは復習しておくことをオススメします。

明確な目標設定

海外に出てくると、今まで共に夢や志に対して切磋琢磨してきた仲間との時間がおのずと少なくなります。
日本にいたころは、仲間に励まされ刺激され自身を鼓舞できていたこともあると思います。
しかし、日本を出ると自分のモチベーションは自分でキープしなければなりません。
また、サッカー留学とは簡単に結果が出るような世界ではありません。
そのため、自分の将来に不安になることも多くあります。

自分のやりたいこと・夢をかなえるために、明確な目標設定を持ちましょう。

SMART法

目標の決め方は、人それぞれあるとおもいます。
サッカー留学研究所のオススメは、SMART法です。

SMART法とは、

・S:Specific(明確かつ具体的である)
・M:Measurable(測定可能である)
・A:Achievable(達成可能である)
・R:Result-based(成果に基づいている)
・T:Time-line(期限がある)

この5つの観点を担保してある目標設定方法です。
​​​​​​​
例えば、8月からサッカー留学に来る場合
・いつまでに
​​​​​​​・いくつのチームの練習に参加するか
・いくつのチームと連絡を取るか
・どのレベル
チームから何件受かりたいか

そして、それは現実可能性があるか

と、できるだけ細かく明確に決めましょう。そうすることで、自分がやるべきことが見えてきます。

また、2年以上の長期で考えている場合は、いつまでにどのレベルのチームに到達していたいかを考えられるベストです。そうすることで、1年目の目標が立てやすくなります。

もし、数値や手順が分からない場合は、自分と同じ環境だった人をインターネット上や人に聞いてロールモデルを見つけてみましょう。

​​​​​​


最後に

今回は、サッカー留学を予定している方が実際に現地へ訪れたとき、充実できるような準備を紹介しました。

物理的な荷物から語学、目標設定と幅広くご紹介させていただきました。
「海外に挑戦する」ということは様々な準備や考えるべきことが求められます。

海外に着いてから、そして海外での挑戦期間が終わったとき「こうしておけばよかった!」という後悔を減らし、サッカー留学期間を100%の状態で挑戦できる環境が整える手助けにこの記事を使ってください。


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スーペルクラック編集部

スーペルクラック編集部

スペイン・バルセロナを拠点に活動。「本物のスペインサッカーをありのままに生き生きと伝えたい」そんな想いで日々コンテンツを更新する。ライター、サッカー監督、プレーヤー等、多岐にわたるスペイン在住邦人が執筆・編集。深くサッカーを学びたいあなたへ。

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