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ジュレン・ロペテギ 名言10選

ジュレン・ロペテギ(Julen Lopetegui、1966年8月28日 ‐ )は、アステアス・バスク州・スペイン出身の元サッカー選手。2019年6月現在は、セビージャFCの監督。

11シーズンに渡り、リーガ1部のレアル・マドリード、ログロニェス、バルセロナ、ラージョでゴールキーパーを務めた。1部での出場は通算149試合。リーガ2部(セグンダ・ディビシオン)では3チーム、通算168試合出場。1994年アメリカW杯ではスペイン代表の一員として参加。

監督歴はというと、現役引退翌年の2003年にラージョの監督に就任するもチームは2部から3部に降格し解任される。その後2006年にレアル・マドリードのスカウティングスタッフ、2008年にはレアルBの監督を任された。こちらもなかなか結果が出ずに1シーズンで解任。2010年から2014年の4年間、U-19 (2011年欧州選手権優勝)、U-20、U-21(2013年欧州選手権優勝)を率い、アンダーカテゴリーのスペイン代表の監督として好成績を残す。

2014年~2016年はポルトガルの名門FCポルトの監督に就任し、解任された2016年7月にはビセンテ・デル・ボスケの後任としてA代表の監督に。2018年ロシアW杯を目前にしていた6月半ば、レアル・マドリードがW杯後にジダンの後任としてロペテギが就任することを発表。翌日、スペインサッカー連盟会長がレアル公式発表5分前に連絡を受けたことを明かし、「契約下にある間、このようなことは許されない」としてロペテギを代表監督の座から下ろすことに。監督経験はリーガ2部で1シーズンしかないフェルナンド・イエロ(元レアル・マドリード、代表選手)が後任となり、その後のスペイン代表はというとW杯決勝トーナメント1回戦でロシアに敗れるという悲惨な結果に終わる。

国民、メディア一部から批判を受けながらもレアル・マドリード監督として2018‐2019シーズンを迎えるが、10節を終えた時点でなんとレアル・マドリードの順位は近年では異様と言えるリーガ9位。対バルサとの試合で大敗(第10節、5-1)を喫した翌日、就任から4ヶ月半という短期間で解任される。

そんな波乱万丈の監督歴を背負うジュレン・ロペテギ、2019‐2020シーズンからセビージャFCの監督に就任!(パブロ・マチン監督の後任)レアル解任から8ヶ月後、またもやリーガ名門クラブ監督という勇壮な挑戦。今度こそ結果が残せるか、初戦から目が離せません!

そんなロペテギ監督の名言10選をご紹介します!



“En el fútbol, cuando se gana, no todo está bien, y cuando no se gana, no todo está mal”

サッカーでは、勝つ時の内容が全てが良いわけでもないし、負けるときの内容がなにもかも悪いわけでもない。

 “Los jugadores buscan respuestas, soluciones y argumentos. Nosotros tratamos de dárselos”

選手たちは解決策や、論証、答えを求める。そして我々(監督)はそれらを与える努力をする。

“Los futbolistas no son robots, son chavales con sus inquietudes, sus miedos, sus pasiones. Cuidar eso optimiza el rendimiento”

サッカー選手はロボットではない。野心、恐れ、情熱といった感情を持った若者たちなのだ。それらの感情に気を配ることはパフォーマンスの最適化に繋がる。


“El estilo está por encima del dibujo. Lo decisivo es el comportamiento del equipo”

プレースタイルはシステムやフォーメーションよりも重要なものである。決定的なのはチームの行動だ。

 “Dar respuestas colectivas a los problemas que genera el juego es la esencia de este trabajo. Por eso dedicamos mucho tiempo al visionado de partidos”

プレーで生じる問題に対して集団的解決策を講じることがこの仕事の本質。だからこそ映像分析に長い時間を費やすのだ。


元スペイン代表監督ビセンテ・デル・ボスケ名言集



“Hacer la lista es ser injusto. Es una parte ingrata de mi trabajo, y la única receta para hacerlo es una: la honestidad”

招集リストを作ることは不公平であるということ。自分の仕事の中で不快な部分である。やり方はひとつしかない。誠実に。

“Como jugador siempre tuve la inquietud de saber el por qué y el para qué de las cosas. De hecho, yo era un preguntón en los vestuarios. Siempre estaba pendiente de las charlas técnicas, del por qué se hacían las cosas de una determinada forma”

現役時代から、物事の理由や目的に対して常に研究心を持っていた。 ロッカールームではしつこいほど質問をしていたよ。監督の指示やミーティングは、その意図についても考えながらいつも熱心に聞いてきた。

“Cada jugador es diferente y tratamos de interactuar con cada uno de manera distinta”

選手は一人一人異なる。それぞれに対する接しかたも同様でないように心がけている。

“Un equipo que aspira a ser completo no debe desmerecer ningún momento del juego”

完璧を目指すチームは、ゲームの場面をひとつたりとも見劣ることはできない。

“La influencia de un entrenador a nivel táctico en un colectivo con tanto talento es muy importante”

才能に溢れたチームでは、監督が戦術面でいかに影響を及ぼせるかが非常に重要だ。


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スーペルクラック編集部

スーペルクラック編集部

スペイン・バルセロナを拠点に活動。「本物のスペインサッカーをありのままに生き生きと伝えたい」そんな想いで日々コンテンツを更新する。ライター、サッカー監督、プレーヤー等、多岐にわたるスペイン在住邦人が執筆・編集。深くサッカーを学びたいあなたへ。

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