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【サカスペ辞書】バモ!とゴラッソ!の意味

ゴールが決まった時に「ゴラッソ」と言わたり、応援で「バモ!バモ!」と歌っていたり、最近よく聞くようになった「バモ」と「ゴラッソ」ですが、本当に意味を分かって使っていますか?

今回は、抑えておきたいスペイン語豆知識としてバモとゴラッソの意味を紹介します。

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バモとは?

まず「バモ」とは、スペイン語でVAMOS(バモス)「私達は行く」直訳するとこんな意味になります。

スペイン語では動詞の形が主語によって変わります。主語は6種類です。

YO(ジョ)
あなた 
Tú(トゥ)
彼/彼女
El/Ella(エル/エジャ)
私達 
Nosotros(ノソトロス)
あなた達 
Vosotros(ヴォソトロス)
彼ら/彼女ら 
Ellos/Ellas(エジョス/エジャス)

スペイン語で「行く」は、IR(イール)という動詞ですが、これが主語によって変化します。


IR(イール)
YO(ジョ)
voy(ボイ)
あなた 
Tú(トゥ)
vas(バス)
彼/彼女
El/Ella(エル/エジャ)
va(バ)
私達 
Nosotros(ノソトロス)
vamos(バモス)
あなた達 
Vosotros(ヴォソトロス)
vaís(バイス)
彼ら/彼女ら 
Ellos/Ellas(エジョス/エジャス)
van(バン)

つまり実は、Nosotros vamos!! なのです。
「私達は行く」→「さあ、ともにいこう」みたいに使われることもあります。
スペイン語では動詞が主語に合わせて変化するため、英語のように主語を言う必要がありません。ですから、Vamos(バモス)で十分通じるわけです。

「バモ」は、「バモス」の「ス」の音が抜けた形です。スペイン人はよく「バモス」を「バモ」と言っていることがあります。

ゴラッソはなぜゴラッソっていうの?

ゴラッソは、スペイン語でGolazo(ゴラッソ)と書きます。スーパーゴールのことをゴラッソといいます。

では、なぜgolazoなのか? それは、ゴール=スペイン語でGol(ゴル)の強調表現だからです。

スペイン語の形容詞や名詞に「azo」をつけると拡大辞となります。(大きさ、ボリューム、規模、価値を強調する)

逆に、スペイン語の形容詞や名詞に「ito」をつけると縮小辞となります。(小ささ、可愛らしさ、少なさ、親近感などを表す)

つまりゴールの場合は、

ゴール
良いゴール
スーパーゴール
Gol
Golito
Golazo
ゴル
ゴリト
ゴラッソ

といった感じになります!

皆さんもゴラッソ!とバモ!を様々な場面で使ってみてください♫

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スーペルクラック編集部

スーペルクラック編集部

スペイン・バルセロナを拠点に活動。「本物のスペインサッカーをありのままに生き生きと伝えたい」そんな想いで日々コンテンツを更新する。ライター、サッカー監督、プレーヤー等、多岐にわたるスペイン在住邦人が執筆・編集。深くサッカーを学びたいあなたへ。

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